祝うココロが大切

欧米では、結婚の記念日にちなんだ品を夫婦間で贈りあう習慣があります。
みなさんも、ご夫婦の素敵な記念日を演出してみてはいかがでしょうか。

■祝うココロが大切
欧米の習慣とは違い、夫婦としての絆よりも「家」に対する考えが重視されてきたも日本では結婚記念日を祝う感覚は殆どないようです。
実は、結婚の記念を祝うものは、たくさんあって、例えば結婚1年目が「紙婚式」、結婚75年目は「ダイヤモンド婚式」です。
名称は国や地域で異なっていますが、共通しているのは、『やわらかい物から堅固な物、かつ価値あるものへ変わっていく』という点です。これはまさに、夫婦の関係を象徴しています。
現在の日本では、銀婚式や金婚式などの記念に旅行をしたり、子供や孫が宴を開いてくれたりすることが多いですが、二人で意味を持ちながら祝うことは少ないようです。
夫婦は家族の第一歩。年に一度、お互いに感謝の気持ちを込めて夫婦を考える記念日にしたいものですね。

祝うココロが大切「テーブルクリエイト・ミロトム」
養成講座・上級前期
鷺谷秀子さんと藤本志子さんの作品。
二人の好きなテーマカラー・グリーンを基調したコーディネイト。
共働きの夫婦がデパ地下で購入したものでゆっくり食事を楽しむ「中食(外食でも家食でもない)」をイメージしたコーディネイトです。

住宅通信 2005年06月号・Relax Essay

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