ローマカトリックの祝日「ハロウィン」。
1日限りのハロウィン日を、
子供たちも喜ぶ、素敵なテーブルコーディネートでまとめてみませんか?
■ハロウィン
ハロウィンはローマカトリックの祝日で11月1日の前夜祭の日です。
この10月31日は古代ケルト人の暦では一年の終わりにあたる日となり、死者の霊が帰ってくる日とされています。
この時期、日本でもお店のディスプレイなどにオレンジ色をしたカボチャのランタンが飾られているのを目にしますが、本来カボチャのランタンは魔よけとして使われているものです。
カボチャのオレンジ色には意味があります。オレンジ、つまり「橙(だいだい)」は果実の木の実の女神「パポナ」のカラーを意味します。ちなみに黒は悪霊の不吉な色とされています。
中身をくりぬいたカボチャのランタンは、悪魔の魂をよせつけないものとして考えられ、昔からケバケバしい顔の演出に、工夫がこらされてきたそうです。
今回ご紹介するテーブルコーディネートはテーマカラーのオレンジのクロスや黄色い柄の食器を使用しています。
可愛いカボチャの小物やキャンドルなどを使ってお子様に喜ばれる楽しい食卓を演出してみましょう。
キャンドルの明かりで食事を楽しむのも雰囲気がでます。 / ハロウィンの「おばけ」キャンドル
住宅通信 2005年10月号・Relax Essay