年末に向けて私たちの目を楽しませてくれる「クリスマス」飾り。
今年のクリスマスはヨーロッパの流行を取りいれて、
格調高い夜を過ごしてみてはいかがですか。
■家族で楽しむクリスマス
ヨーロッパでは、近年のクリスマスの流行はビザンチン風のアレンジです。
これはギリシャ風とアラブ風が混ざったような感じで、赤、青、黄などの清色系を基調にアレンジされた花に、ラメやビーズ、ミラーガラスなどをアクセサリー感覚で装飾していきます。
今回、写真のテーブルアレンジに使用したフェイクのポインセチアの花弁にも青い屑ガラスが付けられています。そのほかのフェイクの傾向としては、ベルベッド素材などで高級感を意識したものや、アジサイやパンジーなどの、季節外れの花々をあえて使用しサプライズ性を高めるなどの、面白い傾向が見られます。
また格調高いクリスマスを演出するには、ダークカラーと磁器やボーンチャイナ、カットグラスなどを使用し、クラシカルな雰囲気を出すこと。
今回のコーディネイトは、親子3人で楽しむクリスマスパーティーをイメージしています。
小学校低学年の男の子は食べる量の違いから食器は小さめ。
それでいて色彩はブルーやグリーンを使用し、クールにまとめることで、格調高さも演出できます。
住宅通信 2004年12月号・Relax Essay