■「サグラダ・ファミリア」
1883年よりガウディの手に渡り今も建設過程というのは周知の事実です。
ガウディ建築は自然界の特に植物や動物の中から写実され、コンセプトを求めたといわれていますが、同じ人間として求める物の想像力の違いや感性に仰望しました。浄財で建築されているために工事もしばしば中断し、完成した大聖堂を見られるのは私達の何世代後になるのでしょう?
現在、見られるのは生誕(東面)と受難(西面)の二つのファサード、それぞれの四本の鐘楼、それに後陣が姿を現しつつあります。
計画では、南面に栄光のファサードが作られ、ラテン十字平面を持つ聖堂の中央には、高さ150mの尖塔がそびえ立つそう。
サグラダファミリア
■ランブランス通り
旧市街の目抜き通りでカタルーニャ広場からコロンブスの塔のある港までの通り19世紀までは城壁に囲まれていました。
銅像かと思わせる静止状態の大道芸の多彩なパフォーマーもとても多く、そんな中を少し歩くと、通り沿いに「サン・ジョセップ市場」が現れます。スペインの食が垣間見られ興味深く楽しめます。
通りから少し入るとゴシック地区もあり13世紀からの重厚な建築様式を目にしながらショッピングなども楽しめ中世と現代をタイムスリップしながら不思議な気分にさせてくれるお奨めの場所です。
住宅通信 2004年08月号・Relax Essay