海外見聞録より
最も住みやすい都市として
全米でランキングされた都市の紹介
■スリーリバータウン・ピッツバーグ
アメリカ北東部、ペンシルバニア州の南西部に位置。人口は、約37万人。アレゲニー川とモノガンヒラ川が合流しオハイオ川となって流れる地点に位置していることから「スリー・リバー・タウン」と呼ばれています。
今も昔も水陸交通の要衝であり、またアメリカで最初に石炭を採掘した場所として有名です。
かつては「スモーキータウン」ともいわれ、鉄鋼と石炭産業の町であり、工場からの煤煙による空気汚染なども社会問題となっていました。しかし、80年代以降に力を注いだ、街の緑化と文化事業の活性化が功を奏し、90年以降は全米でも最も住みやすい都市トップ10の常連となっています。
その石炭採掘の丘はMtワシントンといわれ、インクラインと呼ばれるケーブルカーで登ることができます。そこには展望台もありピッツバーグの街が一望できます。
またこの一帯はピッツバーグの高級住宅街となっています。
高級住宅街(Mtワシントンという小高い丘)より見下ろすピッツバーグの街並み
SAINT MARY THE MOUNT CHURCH
住宅通信 2005年03月号・Relax Essay